韓国・ソウル水西(スソ)警察署が、俳優イ・ジヌクを告訴したA氏が「性的暴行はなかった」と述べたことを明らかにした。
イ・ジヌクの性的暴行容疑を調査中の水西警察署女性青少年捜査チーム関係者は27日午前、「イ・ジヌク氏を告訴したA氏が警察の調査で、性的暴行はなかったとする趣旨の陳述をした。調査はほぼ終えている。いままで収集した資料を基に、A氏の誣告罪を検討する」と伝えた。
イ・ジヌクを告訴したA氏は今月12日、初めて会ったイ・ジヌクおよび知人と夕食を食べた後イ・ジヌクが家に訪ねてきて自身を性暴力したと主張して14日警察に告訴状を出した。訴えられた事実が知らされるとすぐにイ・ジヌクは合意のもとになされた性関係であったと性暴力疑惑を正面否定し、2日後の16日にAさんを誣告疑惑で逆告訴した。
A氏の弁護を担当した法務法人は23日、「新しい事実関係の発見、捜査の対応方法に対する異見、それによる信頼関係の深刻なき損」という理由で突然法律代理人を辞任した。
イ・ジヌクはA氏だけ知っている隠密な身体周期を正確に述べた。イ・ジヌクは「A氏が性関係の時教えた」と強制性を否定した。これは、イ・ジヌクのA氏への誣告疑惑を立証する大きな証言となった。